宮守川橋梁(みやもりがわきょうりょう)は、岩手県遠野市宮守町下宮守にある鉄道橋である。東日本旅客鉄道(JR東日本)釜石線の鉄道用アーチ橋であり、国道283号と宮守川を跨いでいる。別称として、愛称の「めがね橋」がある。
概要
宮守川橋梁は2代存在し、旧橋は1915年(大正4年)に竣工し、1943年(昭和18年)に改修されて現橋となった。改修以前には釜石線の前身である岩手軽便鉄道でも使用され、石造である旧橋の橋脚も3基現存している。旧橋は宮沢賢治の童話『銀河鉄道の夜』のモチーフにもなった。
所在地は、JR釜石線の宮守駅 - 柏木平駅間の、宮守駅寄りである。
2002年(平成14年)に土木学会選奨土木遺産に認定されている。2009年(平成21年)2月6日には近代化産業遺産に認定され、同年4月にはNPO法人地域活性化支援センターによって恋人の聖地に認定された。
ライトアップ
夜間に14基のライトで橋脚がライトアップされるもので、1980年代末に地元の商工会によって開始された。ライトアップは、毎週金・土・日曜日と指定日に実施され、時間は日没後から午後10時までとなっている。
交通・周辺
- 最寄駅 - JR宮守駅
- 最寄道路 - 釜石自動車道東和IC・国道283号
- 周辺施設 - 道の駅みやもり(隣接地)
脚注
外部リンク
- 岩手県遠野市 - めがね橋




