三井 精一(みつい せいいち、1942年(昭和17年)7月11日 - )は、日本の銀行家、実業家。仙台銀行相談役。カメイ社外取締役。
来歴・人物
宮城県出身。宮城県仙台第二高等学校、東北学院大学文経学部経済学科卒業後、当時の振興相互銀行に入行。
枢要店での勤務を担うなど、営業の第一線を歩んだ。
在任が約8年に及んだ、日下睦男の後任として末席常務より抜擢され、2001年頭取に就任する。
頭取在任時にはきらやか銀行との経営統合に手腕を発揮したほか、東日本大震災後もいち早く公的資金の注入を受け入れた上、勘定系システムのリプレースも完了させるなど、業績回復の道筋を付け、2013年6月、じもとHD会長・仙銀頭取を退任。仙銀の代表権のない会長を経て、2014年6月、相談役に退いた。
その後、東北電力グループのユアテックやカメイの社外取締役となっている。また宮城学院女子大学の後援会長も務めた。
略歴
- 宮城県仙台第二高等学校卒業
- 1966年(昭和41年) - 東北学院大学文経学部経済学科卒業後、振興相互銀行(1989年仙台銀行に改称)入行
- 以降、中央通、登米、苦竹、石巻各支店長、本店営業部次長兼融資課長等を歴任する
- 1997年(平成9年) - 取締役本店営業部長委嘱
- 2001年(平成13年)
- 1月 - 常務取締役推進部長委嘱
- 6月 - 代表取締役頭取
- 2012年(平成24年)10月1日 - じもとホールディングス代表取締役会長
- 2013年(平成25年)- 仙台銀行取締役会長
- 2014年(平成26年)- 同相談役(非常勤)
- 2015年(平成27年)6月 -ユアテック社外取締役(2024年6月退任)
- 2019年(令和元年)6月 - カメイ社外取締役
脚注




