上宮寺(じょうぐうじ)は、茨城県那珂市にある浄土真宗本願寺派の寺院。
歴史
1221年(承久3年)、明法によって開山された。明法は親鸞の高弟「二十四輩」の一人である。
元々は塔尾野(現・常陸大宮市東野)に位置していたが、その後、額田(現・那珂市額田)に移転、1583年(天正11年)に現在地に移転した。
当寺には、国の重要文化財に指定されている「紙本著色聖徳太子絵伝」を所蔵している。聖徳太子の誕生から上宮王家(聖徳太子一族)の滅亡までの事績を纏めたものである。寺号の「上宮寺」は、上宮王家に由来する。
文化財
- 紙本著色聖徳太子絵伝(重要文化財 大正4年3月26日指定)
交通アクセス
- 路線バス松原停留所より徒歩1分。
脚注
参考文献
- 茨城県地域史研究会 編『茨城県の歴史散歩(歴史散歩8)』山川出版社、2006年
外部リンク
- 上宮寺|浄土真宗本願寺派楢原山上宮寺のホームページです。


