趙 惟熙(ちょう いき)は清末民初の政治家。中華民国の初代甘粛都督。字は芝珊。
事跡
1889年(光緒15年)、己丑科進士。翰林院編修となり、陝西省・貴州省で学政(省級における教育部門の長)となった。1900年代に入ると、甘粛省で寧夏知府、巡警道を歴任。
1912年(民国元年)3月、初代甘粛都督に任命され、民政長を兼任。民国3年(1914年)3月、参政院参政として北京に異動し、約法会議議員にもなった。
1917年(民国6年)12月30日、死去。
参考文献
- 徐友春主編『民国人物大辞典 増訂版』河北人民出版社、2007年。ISBN 978-7-202-03014-1。
- 劉寿林ほか編『民国職官年表』中華書局、1995年。ISBN 7-101-01320-1。


