安達 保(あだち たもつ、1953年10月12日 - )は、日本の実業家。ベネッセホールディングス代表取締役会長。カーライル・ジャパン・エルエルシー シニアアドバイザー。ヤマハ発動機社外取締役。

来歴

1977年東京大学工学部機械工学科卒業後、三菱商事へ入社。1983年マサチューセッツ工科大学にてMBA取得。帰国後は情報産業本部に移籍し、当時まだベンチャー企業であった第二電電(現KDDI)に出向。

1988年マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。マッキンゼー在職中は大前研一、平野正雄らと共にハードワークであるコンサルタント業務に従事。コンサルタントとしての特徴的な手腕として、どのような複雑な事象の話し合いでも「必ず何らかの結論を出す人」と評される。主に情報通信、ハイテク産業分野を担当し、パートナーまで登りつめる。1997年マッキンゼーを退職し、「GEキャピタル・ジャパン」の事業開発本部長を経て、1999年日本リースオートの代表取締役に就任。

2003年から13年間アメリカのプライベートエクイティファンドであるカーライル・グループのマネージング・ディレクター・日本代表を務め、中堅企業を中心に20社以上に投資。企業再建のプロと呼ばれる。

2016年10月1日付で社外取締役を務めてきたベネッセコーポレーション社長に就任。在任3か月で社長を退いた福原賢一の後任としてベネッセHDの再建に取り組む。

2021年4月1日付でベネッセコーポレーション代表取締役会長に就任。

脚注


創業家の最高顧問の意向か? ベネッセ社長、3カ月で異例の交代 後任にファンド出身の安達保氏(1/2ページ) 産経ニュース

米投資ファンド出身CEOが3年でV字回復へ!「ベネッセホールディングス」 Strainer

ベネッセは「デジタル路線」から転換できるか 半年で3人の社長が登板、迷走を止められるか 週刊東洋経済(ビジネス) 東洋経済オンライン

令和5年度 北海道安達学園 5校合同入学式 が行われました。 札幌観光ブライダル・製菓専門学校 ニュースサイト

サステナビリティ 株式会社ベネッセホールディングス