ネパール航空(ネパールこうくう、Nepal Airlines, ネパール語: नेपाल वायुसेवा निगम))は、ネパールで唯一の国営航空会社。また同国のフラッグ・キャリアである。本拠地はカトマンズ。2013年現在、ネパール国内外24都市に就航。
概要
ネパール航空は、1958年7月にロイヤル・ネパール航空(Royal Nepal Airlines)として設立され、DC-3型機を使用して当初はスマラ、ポカラ、ビドゥナガルなどの国内線と、国際線としてインドのデリー、コルカタ、パトナに就航していた。1970年代にはデ・ハビランド・カナダDHC-6ツインオッターやピラタスPC-6といった山岳地に適応した機材を導入し、山間部への国内線に就航させた。 カトマンズ空港の滑走路延長に伴い、アブロ748、ボーイング727、後にボーイング757を導入した。
2006年、当時のギャネンドラ国王の独裁に反発した民主化運動「ロクタントラ・アンドラン」の発生に伴い、社名から「ロイヤル(王国の、王の)」が外され、現在の社名に変更となった(その後ネパールは、2008年に共和制に移行した)。
2009年のドバイ航空ショーでエアバス社との間でA320とA330を発注することに合意し、A330は東アジア・ヨーロッパ路線に、A320は中東・南アジア路線に投入する計画を発表した。
2013年以降、ネパールの全ての航空会社は、安全性の問題から欧州連合(EU)域内への乗り入れを禁止されているため、ヨーロッパへの全便の運航停止を余儀なくされている。
2019年8月に大阪/関西 - カトマンズ線を開設したが、成田線の就航計画に伴い2020年2月をもって関空線を運休。同年3月より東京/成田 - カトマンズ線を就航させた。
就航地数
2023年現在
- 国内線
2023年現在
保有機材数
2013年4月にエアバスA320のシャークレット装備及びRNP-AR(Required Navigation Performance – Authorization Required)進入方式対応機x2機の導入を決定した。2018年に航空機リース会社ハイフライ経由でエアバスA330-200を導入。
脚注
関連項目
- ネパールの空港の一覧
外部リンク
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- Nepal Airlines




