ベズプレーチュヌイ(ロシア語:Безупречныйビズプリェーヌィイ)は、ソ連・ロシア連邦の国境警備艦(Пограничный сторожевой корабль)である。艦名は「申し分のない、非の打ち所のない」といった意味のロシア語の形容詞である。
概要
ベズプレーチュヌイは、ソ連国家保安委員会(KGB)によって発注されたP1124 設計により建造された。1979年、極東方面で建造される同計画の2 隻目となる工場番号41号艦がハバーロフスク造船工場で起工した。1981年3月18日にはKGBの海上国境局に登録され、ベズプレーチュヌイと命名された。この年の夏には進水、同年12月19日には竣工、太平洋国境警備管区カムチャツカ警備艦分艦隊に配備された。
ベズプレーチュヌイは、ペトロパヴロフスク=カムチャツキーを根拠地にカムチャツカ半島沿海やオホーツク海およびベーリング海峡方面で200海里排他的経済水域に関する警備活動に従事した。ソビエト連邦の崩壊後はロシア国境軍に所属している。
関連項目
- 水雷艇ベズプレーチュヌイ(ブーイヌイ級)
- 初代艦隊水雷艇ベズプレーチュヌイ(7 設計)
- 2代艦隊水雷艇ベズプレーチュヌイ(30-bis 設計)
- 3代艦隊水雷艇ベズプレーチュヌイ(956 設計)
脚注
外部リンク
- Военно-Морская Коллекция / Малые противолодочные корабли пр. 1124 ("Альбатрос") (ロシア語)
- Сайт «АТРИНА» • Малый противолодочный корабль 1124 / 1124-П / 1124-М «Альбатрос» типа МПК-147; Grisha class (ロシア語)
- Пограничные сторожевые корабли проекта 1124 и 1124ПМ— 17 3 ед. (ロシア語)
- Russarms.com / Корабли ВМФ / Противолодочные корабли / Проект 1124 «Альбатрос» (ロシア語)
- TARGET&ЗВО / СТОРОЖЕВЫЕ КОРАБЛИ СССР 1945-1991 (ロシア語)




